日本は稲作文化を中心に栄えた国であります。稲作は食の要であり、文化の発展、そして地球規模の環境保全に果たす役割はとても大きいものがあります。
「米」は他の作物と異なり、大量の人口を養う力を保持しています。駐日大使及び外交官とそのご家族と市民ボランティアのご協力による、国際交流のWAをより一層広げ、21世紀に予想される食糧危機を救い、地球環境保全と世界の平和に大きな役割を果たすことを目的と致します。
また、生物多様性の維持において重要性が認められる水田において、多種多様な人々と共同作業を行う事で、次世代を担う子どもたちが知識や技能の習得と共に、思考力・判断力・表現力を育み、これからの社会において必要となる「生きる力」を身につけ、親子稲作体験を通し、
稲作文化の根底にある「共に生きる」という精神性を感じ取る事で、生命を大切にする心や、他人を思いやる心を、日本と世界の子ども達に伝えることのできる、社会教育の場として提供いたします。
どなたでも参加できます。
リモートでの祭事を委託し、昔ながらの農耕神事を中心としたお祭りを開催致します。
田んぼでは、大地の邪気を祓うといわれた「四股踏み」を。4月下旬から5月にかけて行われる「お田植え祭」では、親子で神事と手植え作業を参加することができ、田の神様に仕える早乙女を希望される方には、早乙女の衣装を着用していただき、手植え体験をしていただくこともできます。
豊かな水と自然の恵みを受けて育った稲が、黄金色の穂をつける秋、9月から10月にかけて、「収穫祭」が行われます。昔ながらの手刈りとはざかけ(天日干し)作業の体験ができます。
その年に収穫された新米をみんなで分かち合う「感謝祭」。全国の神社では、勤労感謝の日のあたる11月23日に「新嘗祭」が行われております。
地球フェスタでは、新嘗祭が伝える自然の恵みへの感謝を、写真や映像でまとめたお田んぼの一年間の記録や、おむすびワークショップ等を通して子ども達にもわかりやすく伝えてまいります。
このように、大きく4つの行事に分かれて体験型のプログラムを展開致します。
※当プログラムの性質上、天候、圃場環境、農作スケジュールにより開催日や内容を調整することがございます。
FUJISAN 地球フェスタ WAでは、美しい地球を未来の子ども達に残すために、「みんなの富士山の歴史」と「稲作漁労文化」にある、自然と共存し、豊かな森を守り、争うことなく、生命の大切さを見つめ、平和に暮らしていた 『共に生きる』という精神を伝えたいと、日本古来の伝統文化や農法を継承し、実践してまいりました。
日本は古来より「持続型・共生型の稲作漁労文化」を築いてまいりました。 稲作漁労文化は「和して共に生きる」文化です。 今、世界には根強い対立と深い悲しみの中に暮らす人々がいます。気象の異常も日常化し、人口も増加の一途をたどっています。今こそ、「自然を大切にし、和して共に生きる」稲作漁労文化の理念が重要になってくるのではないでしょうか。
小さくとも、ひと鉢にお田んぼをつくり、そこから「和して共に生きる」稲作漁労 文化を日本と世界に発信していこうと「100万人 一鉢お田んぼ運動」を来年に向けて企画して参りたいと存じます。
ひと鉢のお田んぼから、世界平和の「和」の波が日本全国、世界に拡がってゆくことを願ってやみません。
このかけがえのない生命あふれる小さな地球が「和」の想いで遍く包み込まれますように・・・
2022年7月3日に全国の心ある方々の元へ稲が届けられました。
お持ち帰りいただいた稲の成長記録を募集致します。
お名前とご住所をご記入の上、成長記録の写真をfesta@chidama.netまでメールをお願い致します。
また、稲を育ててみての感想や体験等も合わせて募集致しますので、同じくメールでお寄せください。
いただいた成長記録の写真は、各種SNSにて発信させていただきたいと存じます。
地球フェスタのテーマである「稲作漁労文化が世界を救う!」のもと、親子稲作体験プログラムを開催しております。
その中で、古式に則ったお田植え祭・収穫祭が斎行されます。
その祭事委託先をご紹介させていただきます。
※2020年以降は、コロナ禍のためリモート形式へ移行。