今甦る日本の誇り
趣旨
~ 今甦る日本の誇り ~
「今甦る日本の誇り」は、フェスタ開催のきっかけの一つになったプログラムです。
世界平和の祈りが届くように、今年も「今甦る日本の誇り」の発表ができればと思います。このプログラムこそ、日本人が忘れてはいけない、日本人の大切な精神が込められています。
日本人の大切な「共に生きる」という生き方を、子ども達に伝えようと活動してきた親の後姿を見て育った子ども達が、青年へと成長を遂げ、田んぼに来て稲作を体験することで、
少しずつ「日本に残る生き方は誇るべきこと」で、「次世代につなげていくことが大切だ」とわかり始めました。
けれども、若者にとって、なかなか実生活の中で活かすのは難しく、ましてや友達や周りの人に声をどうかけていけば良いかもわからない…そんな中で、
「イベントやダンスなら声をかけられるかもしれない!自分たちのために、ずっと大人たちが伝えようとしてくれてきた生き方やNPOの活動の趣旨が伝えられる曲を選曲して、踊りにその思いを込めて、踊りを通して自分の大切な人たちに伝えよう」と、
若者発信で取り組んできました。
最初のきっかけはダンス!ダンスを通して想いを伝えることで、友達や周りの人が田んぼに来てくれるようになり、お田植え祭にも参加してくれるようになったことで、
フェスタで伝えている「稲作にある『共に生きる』という日本人の大切な和の心」を感じとってもらえるようになってきました。
まだまだ未熟で、「地球のために、大自然を元に戻すために、未来の子どもたちに美しい地球と和の心を残すために、何ができるかなんてわかりません。
でも、未来に向かってその思いを込め、踊りをお見せするためだけではなく、これまで若者たちに大切な生き方を教えて下さった方々の愛情に応えたい
」という若者たちの決意の現れが「今甦る日本の誇り」です。
今回は、地元の皆さんと全国各地より茨城県牛久市に集まったメンバーが心を一つにして発表させていただきます。
出演者
地球フェスタダンスチーム
プログラム
(1)会津白虎隊
会津の少年武士は「自分たちの生まれ育った美しい会津を敵に荒らされないように、自分たちの手で守ろう」そう思いました。
戦いに敗れた少年たちは死ぬ時も会津武士の誇りを忘れませんでした。
(2)故郷を愛した神風特攻隊の青年達の記録
青年は、自分がいきてふるさとに帰ることはないことを知りながら敵陣へ出撃しました。
この青年が両親に書いた手紙には「19年間育てていただいたことの感謝。山や川で遊んだ懐かしい思い出。家族でずっと仲良く暮らして欲しい」、このようなことが書かれていました。
(3)おくりびと
最愛の人を戦地や天国へ見送らなければならない女性。
「あなたを見送ることは胸に刃物が刺されるよりも辛い。でも、見送るときくらい笑顔でいたい。なぜなら私はあなたのことを誇りに思うから」
そんな大和撫子の強さや弱さを踊ります。
(4)武田節
昔、山梨県と神奈川県の武士が戦いました。
「武田節」を踊る子供達は山梨県と神奈川県の出身です。昔、仇同士だった土地に生まれた子供達が共に踊ります。
「もう戦わない」という願いを込めて。
(5)ONE LOVE
一人の愛、一人の笑顔、さらに「一人が1日1つの良いこと」を心がけたら、世界は平和になると信じて踊ります。
(6)南中ソーラン
「南中ソーラン」は、一人の学生かわはじまり、日本中にその輪が拡がりました。
私達には、世界中の若い人たちに拡げたい輪があります。それは、昔の人が私達のためにふるさとを守ってくれたことのように、
未来の子ども達のために「美しい地球を残そう」「各国の伝統文化を残そう」という輪です。
そんな願いを込めて南中ソーランを踊ります。