四股踏み
趣旨
相撲は日本の国技であり、神事として残っています。
田んぼに田の神様をお呼びして、悪い醜(しこ)を抑える農耕神事として広がり受け継がれてまいりました。
現在では、四股は相撲の基本動作として、力士が土俵に上がった時に準備運動として行っています。
この四股ふみには、ずっとさかのぼると深い意味がありました。
地球が誕生し、まだ固まっていない状況の時に、地を固めるために四股が踏まれました。地が緩いところは揺れが激しく、地がかたいところは揺れが少なくなります。
FUJISAN地球フェスタWAでは、富士山と阿蘇山の噴火や地震をおさめるため、災害対策のために四股ふみを行ってまいりました。
昨年7月に開催されました第三回目の地球フェスタで四股ふみを行わせていただいた二日後、熊本地震発生より初めて震度1以上の地震の観測が0回となりました。
子ども達の四股ふみに込めた想いが天に届いたのかなと感じました。
このように日本には素晴らしい伝統文化が沢山あります。この四股ふみを通して、大切な日本の和の心と生き方を子ども達に残していきたいと思います。
地球フェスタ当日、会場にお集まりくださった皆さんとゆるキャラ達と一緒に、熊本復興と世界平和への祈りを込めて四股ふみを行いました。